日経平均株価サイクル分析 2022.07.17

今週(7月第4週:7月19日~7月22日)は3月9日のPC(プライマリーサイクル)ボトム24681から19.0~19.5週が経過する。

また、5月12日の½PC(ハーフプライマリーサイクル)ボトムからは9.5~10.0週である。

さらに6月20日の安値(MCボトムもしくはPCボトム)からは4.0~4.5週となる。

日経平均は現在、6月20日でPCボトムをつけたのか、それとも未だにPCボトム(と、もしかしたら24ケ月サイクルボトム)をつけていないのか、の重要な分岐点にいる。

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24ケ月サイクルの現在

私のリサーチでは、戦後の日経平均の中期サイクル(プライマリーサイクルより一段階大きなサイクル)はこれまで27.0ケ月が最長であり、仮に7月中に中期サイクルがボトムをつけるとすれば28.0ケ月となってこれを更新することになる。

24ケ月サイクルオーブを含めると20~28ケ月の長さを持つので、7月のうちに3月安値24681を割り込むのであればぎりぎりオーブ内に収まるが、そうした急落があと半月のあいだに起こるかどうか。相場のことなので何があってもおかしくないというのは大前提だが、残りの期間がせばまってくるに従い、実現の可能性は小さくなっていく。あるいはオーブを超えて8月以降にボトムをつけるという見方もできなくはないが、それは例外的なケースを許容することになるので現実的とは言えない(少なくとも現在のところでは)。

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