日経平均株価波動分析 2023.09.02

8月第5週/9月第1週の日経平均は、8月28日の31881から9月1日の32845まで週を通して上昇。

8月18日の安値・31275からでは10.5日間で1570円幅上昇したことになります。

しかし8月1日高値・33488から18日の31275までの下落が11.5日2213円幅であったことを考えると、上昇スピードが速いとは言えません(破線赤のボックス)。週明け9月4日、遅くとも5日までに33488を上回るのでなければ、この動きが何らかの上昇パターンの初動であるとは考えられないでしょう。通常、パターンの始まりは急速な動き(急騰/急落)を伴うからです。

ただし8月25日の安値・31572からに限って見れば、5.0日間で1273円幅と決して遅くはない上昇スピードであり、31572から何らかの上昇パターンが始まっているという見方も否定はできません。

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