9月第2週の日経平均は、7日に高値33322をつけたあと、翌8日に安値32512まで下落しました。
前回記事で
パターン不定のD波の完了を確認する方法としては、D波の中での最大・最速の下落を上回る下落が生じるかどうかを見るやり方があります。ここまででは8月24日から25日にかけての下落が基準となります(下図、赤のボックス参照。なお時間については+1のマージンが許容されます)。
たとえば本日の33322からであれば、明日中に32500台まで下落すればパターン完了の可能性が高まります。明日そうした動きが見られないのであれば、D波のパターンはまだ完了していないということになるでしょう。
日経平均株価波動分析 2023.09.07
と書きましたが、32512までの下落は8月24日から25日にかけての下落幅を上回りましたので、D波が完了した可能性は高くなりました。