10月10日の日経平均は31818まで反発しました。この上昇は拡大トライアングルの(e)波が「A-B-C…」と細分化する中でのB波ではないかと見られます。
前々回10月5日付記事では次のように書きました。
32401~30487のA波の下落に対するB波の戻りと仮定すれば、この戻りがどの程度の規模(値幅・時間・複雑度)なのかを観察することは、今後のパターン形成を推測する最初の手がかりとなるかもしれません。
観察するのは、
- 値幅—-A波の38.2%前後で終わるのか、61.8%を超えるのか
- 時間—-A波の時間より短いのか、長いのか
- 複雑度—-A波と同様に単純なのか、逆に複雑化するのか
の三項目です。これらに加えて、どのような波形となるかも考慮に値するでしょう。
日経平均株価波動分析 2023.10.05
本日の時点ではこれらの三項目は以下のようになります。