目次
サポートライン水準ではあるが
27399まで下落。
この水準はサポートライン2が機能する可能性がある位置だ。
ただしあくまで「可能性」なのであって、昨日も書いたように実際のパターン完了の確認にはチャート上のオレンジのボックスを上回る規模の急騰が条件となる。
具体的には、週明けの4日のうちに28100水準、つまり31日の高値を迅速に超えてくることだ。
こうした挙動が見られなければ、少なくとも本日の27399がパターンの終点とは言いがたい。
マーケットの声に耳を澄ます場面
チャートの下方には三つのケースを示しておいたがここであらためて見ておこう。
①は本日の27399でダイアメトリックが終了。ただし先に述べたように4日に急騰しなければ成立しない。
②はダイアメトリックのe-f-gと見ていた箇所がe波である可能性。
③は②と形状的にほとんど区別がつかないが、a~gの7波動ではなくa~iの9波動とするパターン。これはダイアメトリックではなくシンメトリカルフォーメーションと呼ばれる。
週明けの戻りが鈍ければ②、③が有力となるかもしれない。
結局のところ4日(以降)にマーケットがどういう動きを見せるか次第であって、現時点(4月1日21時)で無理に判断するところではない。
あるいはもっと異なるパターンが進行している可能性すらある。
いつも述べているように、パターンは完成直前か完成後にならなければその詳細は明確にならない。
波数の多い調整波構造ならなおさらである。
ここはマーケットの声に耳を澄ます場面だと言える。