短期(数日規模) | 4月以降最大の下落となればパターン終了の可能性。 |
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中期(数週規模) | 4月から新規上昇パターンは(E)波の最初の波。相応の調整は避けられない。 |
長期(数ケ月規模) | 拡大トライアングルの(e)波が全戻しされたことで強気と考えてよい。 |
日経平均は7月24日に42065の高値をつけるとその後は軟調な展開となり、週明け8月第2週も続落が見込まれている状況。
前回7月27日付の記事で次のように書いた状況が生じるでしょうか。
上昇パターンにおける下落はB波、D波、F波のカウンタートレンド波の役目です。この中ではD波の下落規模が一番大きく4.3%の下落でした。今後高値(42065を含む)からの下落が急速に4.3%を超えてきた場合、4月からの上昇パターンが終了した可能性が出てきます。42065を例にあげると、今後40274を急速に(週足ベースでは遅くとも8月初めまでに)割り込む下落が生じるとG波が42065で完了したことを考えねばなりません。
日経平均株価波動分析 2025-07-27
ここまでは7月30日の40556が安値でしたが、週明けは上記の40274水準を下回って40000も割れるのではないかと見込まれています。よって週足ベースでは4月以来最も大きな下落が進行している可能性が高くなりました。