短期(数日規模) | 現行パターン完了の確認には直近のH波以上の下落幅が必須。 |
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中期(数週規模) | 4月から新規上昇パターンは(E)波の最初の波。パターン完了後相応の調整は避けられない。 |
長期(数ケ月規模) | 拡大トライアングルの(e)波が全戻しされたことで強気と考えてよい。 |
8月第2週は4日の安値・39850から8日の高値・42033まで週を通して右肩上がりに上昇する展開でした。週明け8月第3週も続伸で始まると見られています。
7月24日の高値・42065から8月4日の安値・39850までの下落は確かに現行上昇パターンの中では最大の下落(-5.1%)にはなったものの、パターンを終わらせる動きとはなりませんでした。直前の上昇G波(39586~42065)を急速に全戻しできなかったことにそれが表れています。前回記事で
ただこうした下落幅をもとにしたパターン完了の確認方法は100%正確というわけではありません。パターンがG波のあとH波、I波まで続き(シンメトリカルフォーメーション)、且つ終盤が上下に拡大傾向を示す場合では現在の下落のあとにもう一つ上昇波が残っている可能性もあるからです(下図参照)。
日経平均株価波動分析 2025-08-03
と書いたように、42065~39850の下落はH波であった可能性が高くなったわけです。