※サイクル理論の基本的な知識については、レイモンド・A・メリマンの『相場サイクルの基本』を参照していただきたい。
目次
最後のMCか
今週(7月第2週:7月4日~7月8日)は3月9日のPC(プライマリーサイクル)ボトム24681から17.0~17.5週が経過する。
また、5月12日の½PC(ハーフプライマリーサイクル)ボトムからは7.5~8.0週である。
さらに6月20日の安値(MCボトムもしくはPCボトム)からは2.0~2.5週となる。
前回記事では6月20日でPCボトムをつけた可能性に触れるいっぽう、次のように述べた。
ただ、これらのことは先のPCトップであった6月9日高値28389を上回るまではっきりしてこない。ボトムアウトが6月20日の15.0週目ではなく、18~20週程度まで延びる余地はまだ十分に考えられるところだ。そしてこれは3月安値24681を割り込んで弱気サイクルとなる可能性、現行PCと24ケ月サイクルのボトムが重複する可能性が残されていることも意味する。
日経平均株価サイクル分析 2022.06.26
日経平均は6月28日に27062まで上昇したあと、7月1日には25841に下落。6月20日の25520がふたたび視界に入るようになった。