日経平均株価サイクル分析 2023.06.11

今週(6月第3週:6月12日~16日)は、プライマリーサイクル(PC)ボトムの1月4日安値・25661から23.0~23.5週が経過する。また、ダブルボトムの1月16日安値・25748からでは21.0~21.5週の経過となる。

だがもう一つの選択肢としては、プライマリーサイクルボトムを3月16日の安値・26632に設定するべきかもしれない。その場合、PCボトムから12.5~13.0週が経過することになる。

上記PC内部のメジャーサイクル(MC)ボトムについては、3月以降調整の浅い場面が続いたことから決定が難しいが、MCの平均である6週をベースに考えると、4月24日安値・28241と5月25日安値・30558を暫定的に仮定できる。ただ二つめのMCボトムについては6月8日安値・31420も候補になり得る。

冒頭にも述べたように、現行プライマリーサイクルは1月安値(PCボトムまたはダブルボトム)からオーブを超えて「延長」しているか、あるいは1月安値から3月安値までの期間が、オーブ未満にまで「短縮」されたPCとなり、3月安値からあらためて新規のPCが進行しているかのいずれかであると考えられる。

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