日経平均株価波動分析 2022.04.01

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サポートライン水準ではあるが

27399まで下落。

この水準はサポートライン2が機能する可能性がある位置だ。

ただしあくまで「可能性」なのであって、昨日も書いたように実際のパターン完了の確認にはチャート上のオレンジのボックスを上回る規模の急騰が条件となる。

具体的には、週明けの4日のうちに28100水準、つまり31日の高値を迅速に超えてくることだ。

こうした挙動が見られなければ、少なくとも本日の27399がパターンの終点とは言いがたい。

マーケットの声に耳を澄ます場面

チャートの下方には三つのケースを示しておいたがここであらためて見ておこう。

①は本日の27399ダイアメトリックが終了。ただし先に述べたように4日に急騰しなければ成立しない

②はダイアメトリックe-f-gと見ていた箇所がe波である可能性。

③は②と形状的にほとんど区別がつかないが、a~g7波動ではなくa~i9波動とするパターン。これはダイアメトリックではなくシンメトリカルフォーメーションと呼ばれる。

週明けの戻りが鈍ければ②、③が有力となるかもしれない。

結局のところ4日(以降)にマーケットがどういう動きを見せるか次第であって、現時点(4月1日21時)で無理に判断するところではない。

あるいはもっと異なるパターンが進行している可能性すらある。

いつも述べているように、パターンは完成直前完成後にならなければその詳細は明確にならない

波数の多い調整波構造ならなおさらである。

ここはマーケットの声に耳を澄ます場面だと言える。

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