日経平均株価波動分析 2022.04.18

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「2-4ライン」がサポートとして機能するかどうかに注意

本日安値は26571

27200あるいは27203からほぼ70%の調整となった。

3月15日の25219と4月12日の26304の「2-4ライン」にぎりぎりサポートされたともいえるが、26304以降がインパルス「ⅰ-ⅱ-ⅲ-ⅳ-ⅴ」として進むと仮定した場合、波ⅱの終点として61.8%水準(26643)を下回るのは調整が深すぎる。

波ⅱが61.8%水準(26643)より上で終了するのであれば問題はない。

この場合は3月10日から15日にかけての波2と同様の事例となる(波aでは61.8%を割ったが波cつまり波2終点は61.8%を割っていない)。

しかし今後サポートとなる「2-4ライン」をはっきりと割り込むようであれば、3月9日以来の上昇をインパルス「1-2-3-4-5」とすることには問題が生じるだろう。

3月9日以来が何らかのコレクション(調整波)「A-B-C-D-E…」として進行しているのであれば、内部波動も調整波(a-b-c…)になるのでサポートラインや4月12日の26304を一時的に割れる余地はある(好ましいとは言えないが)。

ただしそれが一時的で済まないのであれば、パターンの全体構造を再検討する必要が生じる。

週足からは26304を割らなければ強力な上昇も

日足では4月12日の26304で波4が終了したものとして取り扱っているが、週足では本日の時点でまだ波4が「a-b-c-x-a-b-c」のダブルコンビネーションを形成している可能性がある。

タイムフレームが異なると、時にこうしたわずかな差異が生じる。

今週26304を割らずに27203を超えてくるのであれば、ひじょうに強い上昇が起こるパターンである。

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