目次
目先はトライアングルパターン?
本日は26592から26808へと小幅な値動き。
この一か月間の動きは、調整波のコンビネーション、複合調整(第1フェーズ+第2フェーズ)と見ている。
第1フェーズは3月23日から4月12日までのシンメトリカルフォーメーション「a-b-c-d-e-f-g-h-i」。
直後にx波の反発をはさみ、4月14日以降は第2フェーズが進行しているのではないか。
第2フェーズは昨日まで拡大の様相を見せつつも、基本的には保ち合い構造と見られる。
よってトライアングル「a-b-c-d-e」と考えるのは、ここまでのところ最も無理のないの見立てだろう。
c波が最長となる「ニュートラルトライアングル」であれば、4月21日の27580から25日の26487までの大幅な下落も説明が付く。
本日の反発規模(d波)がおとなしかったことも、トライアングルのb波とd波のオルタネーションの関係を考えれば自然なことだ(b波は4月18日から21日まで1000円幅の反発)。
とはいえ、トライアングルパターンと確定するには完了後のスラスト(この場合上昇)の出現を待たねばならず、それまでは何かしらほかのパターンが形成されている可能性にも留意しておくべきだと思う。
4月末~5月初めは要注意か
3月9日安値から3月23日までの「A-B-C」に要した時間は9.0日間。
3月23日以降の「D」の調整は最長で「9.0日間×300%=27日間」が目安になると考えられる。
とすればタイミングとして4月末あるいは5月初めの動きが注目されよう。
5月第1週はゴールデンウイークによる休場が続くため、連休前後で相場環境がガラリと変わる可能性はある。