日経平均株価波動分析 2022.04.26

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目先はトライアングルパターン?

本日は26592から26808へと小幅な値動き。

この一か月間の動きは、調整波のコンビネーション、複合調整第1フェーズ第2フェーズ)と見ている。

第1フェーズは3月23日から4月12日までのシンメトリカルフォーメーション「a-b-c-d-e-f-g-h-i」。

直後にx波の反発をはさみ、4月14日以降は第2フェーズが進行しているのではないか。

第2フェーズは昨日まで拡大の様相を見せつつも、基本的には保ち合い構造と見られる。

よってトライアングル「a-b-c-d-e」と考えるのは、ここまでのところ最も無理のないの見立てだろう。

c波が最長となる「ニュートラルトライアングル」であれば、4月21日の27580から25日の26487までの大幅な下落も説明が付く。

本日の反発規模(d波)がおとなしかったことも、トライアングルb波d波オルタネーションの関係を考えれば自然なことだ(b波は4月18日から21日まで1000円幅の反発)。

とはいえ、トライアングルパターンと確定するには完了後のスラスト(この場合上昇)の出現を待たねばならず、それまでは何かしらほかのパターンが形成されている可能性にも留意しておくべきだと思う。

4月末~5月初めは要注意か

3月9日安値から3月23日までの「A-B-C」に要した時間は9.0日間

3月23日以降の「D」の調整は最長で「9.0日間×300%=27日間」が目安になると考えられる。

とすればタイミングとして4月末あるいは5月初めの動きが注目されよう。

5月第1週はゴールデンウイークによる休場が続くため、連休前後で相場環境がガラリと変わる可能性はある。

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