日経平均株価波動分析 2022.09.06

9月6日の日経平均は安値27557から高値27813への動き。

昨日の27511は割れなかったが、日足におけるパターンの終点としては27511よりも本日の27557のほうがふさわしいかもしれない。

ただしそれも明日以降の動き次第ではある。明日以降上昇基調がはっきりしてくれば、29222からの調整はひとまず終わった可能性が高くなる。「上昇基調」とはどのような状況を指すかと言えば、上昇値幅のほうが下落値幅よりも大きいことがまず条件となる。

これまでも述べてきたように、8月17日からの細分化した階段状の進行パターンが変化するかどうかも注目される。

下図は6月安値からの動きについて細部をリファインしたもの。

8月17日からそれなりの時間を消費していることもあって、この箇所(下落)のディグリーを引き上げる余地があるとすれば、そのラベリングは(c)波ということになるだろう。

このケースでは、6月高値28389からはトライアングルパターン「(a)-(b)-(c)-(d)-(e)」が進行していることになる。上方に傾斜したパターンであって、背後の上昇トレンドがひじょうに強いものである可能性を示唆している。

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