日経平均株価波動分析 2022.12.03

12月2日の日経平均は27662まで下落。

11月30日安値・27802から12月1日高値・28423にかけての上昇が打ち消されたので、前回前々回の記事の見通しは修正されなければならない。その前の11月29日の記事の段階に立ち戻る必要がある。

週足では比較的はっきりと「A-B-C-D-E-F-G」(=ダイアメトリックフォーメーション)を見てとれる。ただしここから急落が生じるか否かで、終盤のF波G波の位置は変更される可能性もある。

G波まで走り切っているのであれば、すなわち(d)波が完了しているのであれば、続く(e)波の初動はある程度の規模の急落を伴うのが通常。

しかし(d)波がまだ形成途中であれば、下落は限定的なものになる公算が大きい。

この場合、下落はF波の一部に相当し、今後G波の上昇を残していることになるだろう。その際、G波は8月の高値29222を上回る可能性も出てくるかもしれない。

日経平均株価波動分析 2022.11.29
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