週足では5月7日の38863を上回りましたので、フラット「.A-.B-.C」の.C波が急速に全戻しされたことになります。こうした挙動はフラット「.A-.B-.C」完了の確認条件に合致しますので、b波が13日の37969で終了しc波の上昇に入っている可能性が高くなったと言えるでしょう。
4月19日の36733を始点としてパターン「a-b-c…」が進行していることになりますが、これが最終的にどのようなパターンになるかはこの時点ではまだわかりません。ただ3月から進行しているパターン「A-B-C-D-E…」として捉えるとD波に該当しており、二つ前のB波とは明らかに異なるかたち(=オルタネーション)で「複雑化」「時間消費の増大」が生じています。これらの特徴はD波が今後しばらく継続する可能性を示唆しており、最終的には値幅の拡大にもつながるものと見られます。
日足チャートではb波の複雑化が進んでその終点がまだはっきりしませんが、破線赤で示すサポートラインは流れを見るうえで一つの目安になるのではないでしょうか。