日経平均株価波動分析 2024-05-21

大枠は週足で4月19日から「a-b-c…」が進行している、という見立てが維持されています。ただし日足については5月20日に39437まで上昇したものの、本日21日には38942まで下がっており、前回の想定ほど強くありません。日足チャートはかなり込み入ってきており、迷子になりやすい状況です。このような場合、極力上位足に寄せて(ガイドにして)下位足の解釈を組み立てるよう意識すべきでしょう。

週足では5月13日の安値・37969急速に下回らないかぎり、4月19日始点のパターン(不定)が「a-b-c…」と継続していると考えられます。c波の上昇は今のところそれほど強くないものの、4月以降高値・安値の切り上がりは明らかです。今後も調整波によって複雑化した上昇トレンド(=D波)が続く公算が大きいのではないかと思います。

そして週足に寄せるかたちで日足を見れば、5月15日の38335から5月20日の高値・39437までで「.A-.B-.C」と展開した可能性が高いと思われます(.B波収縮トライアングル)。これがc波としての初動に過ぎないのであれば、今後あらためて39437を上回る場面が出てくるのではないかと思うのですがどうでしょうか。

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