日経平均株価波動分析 2024-05-26

週足では4月19日から5月20日まで「a-b-c」と進行したと見られますが、これがジグザグパターンであったのか、異なるパターンの一部に過ぎないのかはまだわかりません。5月20日の39437からの下落がどの程度で終わるのか(終わったのか)が目先の注目点でしょう。

4月30日の38608や5月20日の39437を含むここまでの高値は、レジスタンスライン(破線緑)を形成していると考えられます。このラインをパラレル(平行)に移動すると、5月13日の37969、24日の38367といった安値にあたりますが、サポートラインとして機能するかどうかは不明です。5月第5週の動きを見ることになります。

3月7日以降の週足は「A-B-C-D…」とラベリングできますが、波が進むごとに複雑化時間消費ともに増大している状況。ACの各波は順次値幅も増大しています。こうした特徴からは全体が拡大トライアングル、もしくはニュートラルトライアングル「A-B-C-D-E」となる想定が今のところ最も妥当ではないかと思います。現行のD波は、B波オルタネートするかたちでさらに複雑化が進行するものと見られます。

日足については4月19日から「a-b-c-d-e-f…」とラベリングが可能です。トレンド方向であるc波e波値幅時間ともに同規模となっています(破線ピンクのボックス)。この点から類推するに、今後同方向のg波i波が形成された際、近似した値幅になる可能性を示唆しており、パターンとしては9波動のシンメトリカルフォーメーション「a-b-c-d-e-f-g-h-i」が最も可能性が高いのではないかと思います。

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