日経平均株価波動分析 2024-05-30

本日37617まで急落したことで、週足での3月以降の波形は、C波が最長であるニュートラルトライアングルか、あるいは「A-B-C-D-E-F-G」のダイアメトリックフォーメーションE波まで進行しているケースが考えられるようになったかと思います。

ニュートラルトライアングルについては、上図のようにここまでで「A-B-C-D-E」まで到達しているパターンと、下図のようにトライアングルのC波自体が一回り小さなニュートラルトライアングル「a-b-c-d-e」を形成しているパターンが考えられるでしょう。上図であればトライアングル完成後の上昇(スラスト)は速く、大きな値幅を動くことになりますし、下図のケースでは次の上昇はD波にあたりますので、複雑化して時間をかけた上昇になると思われます。

ダイアメトリックフォーメーション「A-B-C-D-E-F-G」のケースは、やや変則的なかたちのため、現時点では上記ニュートラルトライアングルよりは優位性は低いでしょう。

ただ、想定されるF波G波の経路は、上記のD波E波を残しているトライアングルのケースと似たものとなります。

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