3月11日は24966まで下落。
波eは波cの161.8%水準(24738)に近い24681で止まったと見られる。10日には下降チャネルを抜け出し25720まで上昇したが、本日ですでにその上昇分を72%打ち消してしまった。61.8%を大きく超える下落は引き続き調整波による進行がメインとなることを示唆し、単純に底打ちとも言い難い。
2月10日以降の下落パターンが拡大トライアングルだとして、その終了からのスラスト(この場合上昇)は顕著なトレンドを示さない傾向がある(収縮トライアングルからのスラストとの大きな違いである)。波e始点である3月1日の27013には到達しないか、到達するにしても下落に比べて時間を要することが多い。
さらなる懸念はこのパターンが拡大トライアングルではなく、波f・gが後続して計7波動のダイアメトリックフォーメーションに展開する余地があるということ。
2月10日以降、波a・b・c・dまではほぼ同じ時間消費傾向(3日程度)を持っており、これは本来トライアングルよりはダイアメトリックの特徴(副次波の時間の均等性)と言ってよい。
よってあと数日は波f・g(反発→下落)として進行する可能性を考慮から外すことができない。