日経平均株価波動分析 2022.03.28

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28338で上昇が終わったとはいえない

本日までに24日の安値27624を割れていないことで、強気もしくは保ち合いと見る。

弱気であれば、27624から25日の高値28338までの上昇分が迅速に(=上昇時間分以下で)打ち消されていなければならない。

現実はそうなっていないので、いまだに上に向かう力のほうが優勢ということになる。

仮に明日以降27624を割れたとしてもそれでは遅いのであって、28338で上昇が終わった証左にはならない。

インパルスか複合調整かは未確定

3月9日以来の上昇がインパルス(1-2-3-4-5)だとしたら、現在の調整は最低でも3月31日までは続くことになる。

もしそれよりも前に調整が完了して再度騰勢を見せるのであれば、複合調整(A-B-C-X-A-B-C…)の可能性が高くなるだろう。

レジスタンスラインに対する挙動に注意

本日の高値28338は、昨年9月高値から下降してくるレジスタンスラインの直下で止まったところだ。

目先はいったん叩かれてもおかしくはない水準ではある。

日経平均株価波動分析 2022.03.25

週明けの動きはこの通りだが、上昇基調が維持されているのであれば今週中、あるいは来週にかけてレジスタンスライン(青の実線)を上抜いていくと見られる。

現在形成されている上昇チャネル(赤の破線)も維持されるだろう。

ただし高値更新後チャネル下限をブレイクした場合は、比較的大きな調整(24681からの上昇に対する調整)を迎えるのではないかと思う。

いっぽうでレジスタンスラインのほうが力を発揮する可能性もまだまだあるわけで、この位置での動きは今後の力関係を見るうえでやはり重要である。

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