※サイクル理論の基本的な知識については、レイモンド・A・メリマンの『相場サイクルの基本』を参照していただきたい。
目次
サイクル後半に高値が出現後下落
今週(6月第3週:6月13日~6月17日)は3月9日のPC(プライマリーサイクル)ボトム24681から14.0~14.5週が経過する。また、5月12日の½PC(ハーフプライマリーサイクル)ボトムからは4.5~5.0週である。
日経平均は6月9日に高値28389をつけて3月25日の28338を上回った。PCのトップがサイクル後半に出現したことになり、これは現行PCが強気サイクルであることを示唆する。
いっぽうで6月10日の米国市場の下落を受けて、週明けの日経平均は27400付近も見込まれている。これは高値から1000円程度安い水準であり、状況が混沌としてきた印象もぬぐえない。