日経平均株価波動分析 2022.03.16

サポートラインを維持し25720を超えたことで、昨日述べたうちの後者(拡大トライアングル終了からのスラスト)の可能性が高くなっている。

ただし繰り返し書いているように、拡大トライアングルからのスラスト(この場合上昇)は顕著なトレンドを示さない傾向があって、e波始点27013に到達するにしてもまだ先と見込まれる。

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実際3月1日から9日までの下落と同じだけの日柄(6.0日)が明日には経過するが、本日の高値25824でようやく半値戻し(50.2%)であり、ここまではきわめて鈍重な戻りだ。

直近は3月10日高値25720からフラット.a-.b-.cが展開している可能性があるが、「.c」の下落が25000付近(もしくはそれ以上)でサポートされるようであれば今後も戻りが継続すると見ている。

ただし一気に3月11日安値24966を割れるような動きが生じればかたちは悪くなる。この場合の「一気」というのは11日の24966からの上昇期間よりも短時間で割り込むということである。

本日の時点で言えば、週明け22日までに24966を割るような動きがあれば下落が優勢になる恐れがある。その場合3月9日の安値24681をテストする場面があってもおかしくはない。

戻りは鈍くとも着実に安値が切り上がっていくかどうかが試される。

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