日経平均株価波動分析 2022.03.23

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27880クリアし底打ちの公算さらに大きく

日経平均は28056まで上昇し、2月10日の高値27880を一気にクリアした。

2月10日~3月9日の3.5週間かかった下落をそれよりも短い2.5週で全戻ししたことになり、完全に上昇トレンドが優勢になったことが見て取れる。

27880は昨年9月以来のパターン「ダイアメトリックフォーメーション」の波(f)終点=波(g)始点と見られるので、ここを「迅速に」上抜いてきたことはパターンが完了したことをあらためて裏打ちするものである。

短期は引き続きサポートラインを参考に

日足ではピンクの破線「サポートライン3」を追加。

続伸すれば明日もこれが機能することになる。

逆に28000水準を割れてくるようだと調整に入るきっかけとなるかもしれない。

ただしこれらのラインは動きに合わせて修正される場合もあり絶対というわけではない。

接近するレジスタンスライン

昨日も触れたようにサイクル面からも27880がカギだった(先行PCのハーフPCトップ)。

27880クリアによって3月9日を先行PCのボトムと確認してよいように思われる。

新しく始まった現行PCは既に2.5週目に入っているが、通常であれば最初のMCトップまで3週~5週以上の上昇が見込まれるところだ。

2021年9月から下降するレジスタンスラインに接近する段階に入っており、今後数週間でこれとどう絡むかが注目される。

今週に限って言えば、おおよそ28400~28500のあたりがラインに接触する水準だろう。

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