日経平均株価波動分析 2022.03.30

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サポートラインをテストする局面

寄り天の28281から27736まで下落。

28日の安値27812から今朝の28281までの上昇分を一気に割ったことは、下げの力のほうが優勢ということになる。

とはいえ23日以降は基本的に保ち合いが続いているのであって、ようやく青のサポートライン1(調節済み)が機能するかどうかという位置に来たに過ぎないと見ている。

ここを割れれば次は赤のサポートライン2とどう関わるかということになる。

パターンの詳細は数日経過しなければわからない

23日以降が拡大トライアングルならば27400水準、あるいはそれ以下があってもおかしくないが、この位置での拡大トライアングルは現時点では疑わしい

仮に拡大トライアングルであった場合、ふたたび28281を超えることは難しくなる

パターンとしてはダイアメトリックフォーメーション(a-b-c-d-e-f-g)に展開するほうが可能性が高いのではないかと思うが、これももう2、3日観測してみなければわからない

ダイアメトリックならば、(e波が27736で終わったかどうかはわからないにしても)f波の上昇とg波の下落が残っていることになり、今週末もしくは来週初めまで調整パターンが継続するかもしれない。

いっぽうこのまま青のサポートライン1が機能してすぐに28281を超えるのであれば、ふたたびラインを割れるまでついていくことになるだろう。

レジスタンスラインをブレイクできれば1~2週の上昇も

青のレジスタンスラインで抑えられた格好となっているのは目先の弱気要素

ただ直近の下落で破線赤のチャネル(サポートライン)の傾斜は落ち着いてきたため、今後28400~28500水準を勢いよくブレイクできればそこから1~2週は上昇できる余地が生まれる、ということも言える。

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