日経平均株価波動分析 2022.04.05

本日は寄り天(27965)。安値は27662だった。

3月23日に始まるパターンについては、3月30日の28281以降をどう処理するかによって①と②のダイアメトリックフォーメーション二種と、③シンメトリカルフォーメーションの計三つに解釈が分かれる。

②と③には細かなラベリング以外に実質的な違いはない。

4日の27578を割れると目先は弱いかもしれないが、パターンの終了位置(「g」あるいは「i」)に近いと見ることができるため、急反発が生じれば調整局面完了の可能性がある。

①はさらに強気の側面があって、3月31日の高値28101からを波g、その内部構造をフラット(.A-.B-.C)と解釈したもの。

この解釈では波gの時間的限界はロジックを厳密に適用すれば本日まで(※)なので、今後すぐに28101を超えてくるようだと本日の安値(27662)でパターン終了の可能性を含んでいる。

※波gの時間的限界=波d+波e+波fの時間の合計量

これら三つの解釈のいずれも、急反発を生じるまではあくまで可能性のレベルにとどまることに注意されたい。

引き続きマーケットに語ってもらおう。

われわれはもう少しのあいだ耳をそばだてておく必要がある。

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