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日経平均株価波動分析 2022.04.21

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「higher low」は強気を示唆

本日は続伸し高値27580まで。

ここまでの動きからは、インパルス波ⅱの終点は早くても4月19日の26777になるだろうと考えられる。

その前日4月18日の安値26571は、26304から27200までの上昇を61.8%を超えて(約70%)引き戻しており、その後の堅調な展開とは相反する。

こうした深い調整は波ⅱ中途では許容されるが、波ⅱ終点になることはできない

仮に明日(22日)調整場面があれば波ⅱ終点がその安値にシフトするかもしれないが、堅調な上昇が続くとすれば上述のように19日を波ⅱ終点とするべきだろう。

いずれにしても終点が最安値よりも高い値位置(higher low)で終了するパターンは、その後に強い上昇を伴うことになる。

このケースでは波ⅱが「higher low」で終了したと考えれば、それに続く波ⅲは自ずと強気の展開になるということである。

週足も「higher low」

同様の考えかたは週足にも適用される。

週足では波4が「a-b-c-x-a-b-c」のダブルコンビネーションを4月18日の26571で終えたと解釈できる。

この場合第2フェーズのa-b-cはC-フェイラーフラットで完了した。

潜在的な上昇力が強いため波c波bを全戻しできず、パターンの終点がやはり「higher low」(4月12日の26304より高い)26571となったのである。

つまり波cフェイラーが生じたわけだ。

こうして日足・週足の双方から今後の堅調な展開が示唆されており、これは最近の記事で何度も述べているように2-4ライン」を維持するかぎり有効な見方だといえる。

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