日経平均株価波動分析 2022.05.07

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日足:直近3週間の三つの反発

5月6日の日経平均は安値26543から高値27072への動きであった。

4月27日の安値26051からは3.5日間で1021円幅(+3.9%)の上昇となった。これは4月18日安値26571から21日高値27580までの3.0日間で1009円幅(+3.8%)の上昇をわずかに上回るが、ほぼ同じ規模と言っていい。

4月12日の安値26304から15日高値27203までの動きも3.0日間で899円幅(+3.4%)の上昇だったので、ここ3週間に生じた三つの反発は軒並み同等レベルのパワー(反発力)だったことになる。よって直近の27072までの上昇も特筆すべきものとは言えない

三つの反発の上昇率は一応+3.4%+3.8%+3.9%とわずかに増大傾向を示してはいるが、誤差の範囲を出ていないと見るべきかもしれない。

また、3月30日の28281(3月25日の28338に次ぐ高値)から4月21日の27580にかけて下降トレンドライン(破線緑)を引くことができるが、5月6日の27072はまだこのラインに達していない。

以上の点からわかるのは、少なくとも現状は調整完了を確認できないということだ。それでも今後4月27日の26051を割ることなく27580を超えてゆくのであれば上昇基調が優勢ということになるだろう。調整パターンの終点を求めるのは27580を超えてからでも遅くない。

日足:4月14日以降の構造

5月2日の記事でも触れたが、パターンの細かな内部構造については直近の日足レベルで複数の解釈が可能である。具体的には4月14日のX波以降、つまり複合調整の第2フェーズがどのようなパターンかによって次の三つのケースが考えられる。

1)トライアングル終了
2)トライアングルが終了していない
3)ダイアメトリックフォーメーション

実際にはパターンが完了してみないとパターンの終点や内部構造ははっきりしないことも多い。よって現時点ではチャートの例示にとどめる。

1)トライアングル終了

2)トライアングルが終了していない

3)ダイアメトリックフォーメーション

週足:トライアングルであればE波を残す

週足では5月6日の27072をトライアングルのD波とすれば、最後の波、E波の下落を残していることになる。ここまでACなのでACE収縮トライアングルが想定されるところ。

ECとなる25570以下ではトライアングルが否定される。収縮トライアングルであればE波の下落は浅いことも多いので、連休明けの下落が深くなるほどトライアングル想定は疑わしくなることに注意。

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