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弱さが継続しているが
5月12日の日経平均は安値25688から高値26028への動き。
昨日(5月11日)の記事でも
ただし今後の動きが弱ければ起点(=調整パターンの終点)が25773から後方に移動する可能性もあるので、まだ幾分流動的でもある。
日経平均株価波動分析 2022.05.11
と述べたが、11日の25773を割れて弱い動きが継続した。これによってパターン終点の候補も25773から25688に移動。5月6日の高値27072からはレジスタンスライン(破線)が引かれた恰好だ。
前々回の記事(5月10日)で
ダイアメトリックの最後の波・G波は、時間面では最長で今週末か来週初めまで継続する余地(Gの時間限界=D+E+Fの時間)も残されており、本日の安値が終点になったかどうかはまだわからない。
日経平均株価波動分析 2022.05.10
と書いたように、G波は明日13日ないし来週16日まで継続する余地がある。ここまでの下落トレンドが押し切ってダメ押しを見せるのか、カウンタートレンド(=上昇)の動きが産声をあげるのか、注視している。
3月の上昇パターンを考慮すれば底割れの可能性は低い
3月9日の安値24681まであと1000円ほどとなったが、現時点では底割れする可能性は低いのではないかと思う。
24681から3月23日の28056(高値は二日後の28338)までの(a)波の内部構造は、C波が極端に長い「Elongated Zigzag」(適当な訳語が思い当たらないが「長尺ジグザグ」とでもするべきか)と見られるが、このパターンが全戻しされることは通常は考えづらい。