日経平均株価波動分析 2022.06.02

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(b)波の終点はどこか

6月2日の日経平均は安値27251から高値27450まで。一昨日のレンジ(27295~2748227250~27463)とほとんど変わっていない。もっと言えばこの三日間は27200台と27400台を行ったり来たりしているだけである。

5月27日の26731(日足レベル)ですでにトライアングルが完了しているのだとすると、4日経過した時点でこの動きはちょっと遅すぎるというのが正直なところ。

値幅も26731からまだ700円幅強しか上昇しておらず、スラスト(上放れ)としても新規パターンのスタートとしても弱いのではないか。

要するに(b)波の完了・(c)波のスタートを裏付けるだけの「加速度的上昇」が生じていないのではないか、という懸念が生じる。

昨日の記事でも述べたように、(b)波の終点が後ろにずれ込んでいる可能性は考慮しておいたほうがよい。このことに関連して波の「時間限界」の考えかたを次に紹介する。

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