日経平均株価波動分析【この半年間に現れた均等性(あるいはその可能性)】

下落期間日数下落率波数
A9月14日~10月6日14.0日-11.4%17波
C11月16日~12月3日11.5日-7.9%17波
E1月5日~1月27日15.0日-11.4%21波
G2月10日~3月9日17.5日-11.5%21波

直近の下落は3月9日に24681まで到達した。

2021年9月高値30795以降の下落は、ここまで大きく四つのセグメント(A・C・E・G)に分けられる。表はこれらを日数(時間)、下落率(価格)、波の数(複雑度)の三点から比較し並べたもの。

現時点ではここから以下のような特徴が見て取れる。

■日数(時間)・・・AとEが均等。
■下落率(価格)・・Cを除く全てがほぼ同率。
■波数(複雑度)・・AとCが同数とEとGが同数の2パターン。

なお時間については、AとEの平均値(14.5日)に前後3日(Cが11.5日、Gが17.5日)の幅ですべてが収まるかたちである。

またCのみ下落率において類似性が低いが、波の数はAと同数。

これら四つのセグメントにはこれだけの類似性(均等性)があるので、同じディグリーに属している可能性が高い。

ただし当然ながらGの下落が終了したかどうかはまだ確認がとれない。今後Gがほかより極端に拡大する余地は残されている。予断すべからずというところか。観察継続。

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