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上昇と下落は拮抗しつつある
5月23日の日経平均は27047まで反発。その後安値26832。
高値27047からは、5月6日の27072と18日の27053を結ぶラインが抵抗になった可能性が示唆される。ただし5月6日以降上昇と下落の力関係は拮抗しつつあり(E波とF波)、それは直近18日から19日までの下落と19日から本日までの上昇(a波とb波)について見ても同様だ。
また、5月12日以降値幅がわずかに収縮傾向を見せるいっぽう、安値の切り上がり(25688→26150)が進行している可能性もある。
これらの動きは3月末以来優勢であった下向きの力(下落トレンド)が徐々に弱まってきていること、及び調整パターンの完了が近いことを表しているのかもしれない。
前回記事でも書いたように、5月12日から18日にかけての上昇規模を凌駕する動きが生じるかどうかがカギとなる。